記事公開日:2020.09.11/最終更新日:2023.07.23|
記事公開日:2020.09.11
最終更新日:2023.07.23
北海道の結婚式のギモン!会費制ってなに?
北海道の結婚式は他の地域と異なるようで、中でも会費制という独自の制度に注目が集まります。
この制度はいわゆる招待制に代わるもので、ゲストが会費を持ち寄り新郎新婦をお祝いしたことにルーツがあるとされます。
ただ、近年は発起人を中心にお祝いをするケースは減っており、新郎新婦が案内状、友人が受付を担当するケースが主流になっています。
招待制との一番の違いはやはり、ご祝儀に相当する会費の金額が予め設定されることでしょう。
主催者側が会費を設定する形ですから、招待制に慣れている人達にとっては違和感があるはずです。
ホストもゲストも金銭的な負担が減るので、双方にメリットはありますが、引き出物の内容は招待制よりもコンパクトになる傾向です。
会費だけ?ご祝儀って本当にいらないの?
北海道で主流の会費制の結婚式は、会費という名目でゲストがお金を支払うので、招待制で定番のご祝儀は不要です。
招待制だと、新郎新婦との関係に応じてゲストが金額を決めなくてはいけないので、親しい間柄では金額が大きくなって負担するのも大変です。
その点、会費制は金額が決められた状態なのでゲストは考えずに済みますし、相手との関係性についても頭を悩ませる必要がないので楽です。
引き出物に関してはあまり期待できませんが、全く何も用意されないというケースは限られます。
金額がオープンなので、ご祝儀のように誰がいくら出したか気にしなくてもよいところもいいですよね。
ホストにとっては会費の計算が楽ですし、支払う金額と受けられるおもてなしが皆同じなので、ゲストは不公平感を感じないのがメリットです。
会費はどうやって払うの?
会費制の結婚式では、現金を用意して直接支払う形が基本ですから、実はご祝儀袋を使う機会はあまり多くありません。
北海道にもご祝儀袋はありますが、やはり会費制が主流になっているので、他の地域ほどの売れ行きは見られないでしょう。
渡し方については、そのままという形が一般的です。
慣れない人にとっては不安になるかもしれませんが、大丈夫!
お財布からでも問題ありませんが、封筒からサッと出せたほうがスマートな印象になりますよ。
ピン札の可否についても決まりはありませんが、気持ち的には綺麗なお札の方が喜ばれるでしょう。
会費の相場ってだいたいどのくらい?
北海道の会費制結婚式の会費の相場は、1万円台後半が中心となっています。
最低でも3万円が常識で、ご祝儀が5万円や10万円になることもある招待制と比べると、かなりお得なことが分かります。
会費制でも1万5千円を切ることはあまりありませんが、上は高くても2万円ほどなので、手頃で経済的な負担が小さいのは間違いありません。
1万円台後半なら引き出物がなくても文句は言えませんし、引き出物代も負担している気持ちが強いゲストにとってはむしろ、割り切りやすく気持ちも楽でしょう。
以前と比べれば多少金額は上がっている傾向ですが、それでも全国平均のご祝儀からすれば圧倒的に手頃で、羨ましくも見えるほどです。
結婚式が度重なると出費は馬鹿になりませんが、1回の参加が2万円以下で済む北海道であれば、短期間の内に2~3回参加することになっても負担は軽いので安心です。
引き出物はどうするの?
ご祝儀制度がない北海道の結婚式は、引き出物がなかったり、あっても手頃なお菓子に留まります。
これは本州における記念品、縁起物と引き菓子の内、引き菓子が記念品と縁起物を兼ねる形なのが理由です。
結婚式が会費制なので、あまり豪華なお土産は用意できませんから、お菓子というのは手頃な物も選べて丁度良いわけです。
金額の相場は会費の1割くらいですから、1人あたり2千円ほどとなるでしょう。
品物は1品用意するのが一般的で、お菓子の代わりにカタログギフトを選ぶこともできます。
また、お車代の名目でゲストに感謝の気持ちを伝えたりもします。
遠方から出席したり、祝辞をお願いする相手に対しては特に、お車代を用意した方が良いでしょう。
引き出物に二次会へと招待する案内カードを添えることで、北海道らしい会費制のおもてなしが実現します。
※掲載されている画像はイメージです。
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